言い換えがきかないもの | 英進館
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中高一貫部 英語コラム

背景

言い換えがきかないもの

英作文の力を伸ばすためには、まずは、「文法語法を押さえるための、基本レベルの例文」をクリアしなければいけません。そのうえで、あとはひたすら問題演習あるのみです。

作文の問題では、難易度が上がってくると、「直訳できないもの」、「英語らしい文構造に言い換えなければならないもの」が増えてきます。こうした「言い換える力」も、作文の力を伸ばすうえでは重要な要素です。

ただ、それと同時に、「言い換えがきかないもの」の語彙力を伸ばすことも忘れてはいけません。

たとえば、2005年の東京大学の条件英作文では、「割れた花瓶を前にして怒っている女性のイラスト」が出題されました。この問題に取り組む際に、もしvase「花瓶」という単語を知らなかったら悪夢です。vaseを使わずにこの問題に答えるのは不可能です。

また、2000年の九州大学の和文英訳では、次のような日本語の作文が求められました。

「カタツムリにかまれたり刺されたりした人は、誰もいないでしょう。このようにカタツムリは平和主義者ですから、他の動物を襲って食べてしまったり、外敵に対して抵抗して追い払うなどの攻撃手段は、何も持っていません。カタツムリは、もっぱら、専守防衛を決めこみ、活動はおもに外敵の少ない夜間にするとか、体の色をまわりの環境にとけ込ませているとか、落ち葉や石の下にひそんでいるとか、それなりに対策をとっています。」

かなり難しい英作文問題ですが、大前提として、そもそもsnail「カタツムリ」という単語を知らなかったら悪夢です。

このように、名詞には「言い換えがきかず、おぼえていないと作文できない」というものがたくさんあります。なかなか大変ですが、入試本番で焦ってしまうことがないように、日頃からコツコツおぼえていきましょう。

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