こころの成長も育む学習塾

「こころの成長」への取り組み

パズルを作成した下級生の感想
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小3・女子/数字を見つけたんだけと高すぎて貼れなかった時に、中学生のお姉さんが貼ってくれて嬉しかった。先生に「中3とか小6のお兄さんお姉さんのテストをみんなが応援しているんだよ!」と聞いて、もっと嬉しくなった。
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小4・男子/小6のお姉ちゃんがいつも頑張っているので、早く作って見せたい!
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小5・女子/ピースをもらうために宿題や小テストを頑張ることができた。小5BJクラスのみんなで協力して頑張れたから良かった。
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中2・男子/最初はあまり興味がなかったけど、周りのみんなが頑張っているのを見て、自分もやる気が湧いてきた。今までの講習の中で、一番勉強を頑張った気がする。
パズルを送られた上級生の感想
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小6・女子/すごくうれしい!完成したら記念撮影してお守りにしたい!
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小6・男子/みんなが完成させてくれた巨大パズルの「受験は団体戦」という言葉を胸に、校舎の一員としてみんなにバトンを渡せるように第一志望校に合格します。
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小6・女子/教場の他の生徒全員から応援されているみたいで、パスルの前がパワースポットに感じる。
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中3・男子/受験生として、今回のパズルの完成を見て最後まで頑張ろうという気持ちになりました。そして私は「合格」という最高の形を完成し、作ってくれた下級生に恩返ししたいなと思いました。
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中3・女子/小学生の小さな後輩が貼ってくれているのを見て、なんかじーんと来た。
保護者さまの感想
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小3生の保護者様/受験を通じて、子どもの「こころの成長」も教育いただけていることに感心しました。全員合格、頑張れ受験生のハズルにも感動いたしました。素晴らしい取り組みだと思います。
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小4男子の保護者様/完成最終日、小テストで見事クラス1位。最後のピースを貼って完成させる役目に。最後のピースを貼って、「今日はすごく良いことがあった」と家でもとても喜んでいた。本人の自信にもつながったようです。
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小5女子の保護者様/家で「バスルがもらえるから。宿題をやっていく!」とすすんで宿題をしていた。パズルを貼っている娘を写真に撮らせてもらって、ありがたかったです。
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小5生の保護者様/学校も塾も通うのに消極的で、Zoomで参加予定でいましたが、毎日ピースを貼りたい、みんなで完成させたいので、通塾したいと言い出し、助かりました。
保護者の皆様へ
創業45年にわたり、私たち英進館職員は、受験指導を通じて生徒の皆さまの「こころの成長」を肌で感じてまいりました。また、受験を乗り越えたお子さまの成長について保護者の皆様にアンケートを実施したところ、「受験を経験したことで、学力面だけでなく、こころも大きく成長した(自立心・克己心・計画性・思いやり等)」というお声が多数寄せられました。
各校舎で生徒指導を行ってきた英進館職員と、ご家庭で寄り添ってこられた保護者の皆様、両者が感じたお子さま方の「こころの成長」は、学力向上や志望校合格と密接に関係しています。私たちは、「人間力を育まなければ、真の学力向上や自立は望めない」と考え、単に教科指導を行うだけでなく「まず第一に人間力を鍛えること」を重視し、生徒の皆さまの「こころ」を成長させるための指導を強化して参ります。
そこで、学力を向上させ志望校合格へと導くために、さらには将来「自立した社会人」として「打てば響く人」となり、社会で愛され、信頼される存在へと成長していただくために行う取り組み=4つの柱をご紹介いたします。
4つの柱をご紹介
①「こころの成長6ヶ条」を作成
教師陣は、以下に記載する「こころの成長6ヶ条」 を指針として、日々の指導にあたります。生徒の皆さんも、この6ヶ条を行動指針とし、日々意識して実践できるよう指導して参ります。
※2か月に1度、自分自身の「こころの成長」を振り返るため、アンケート(チェックシート)を実施します。
「こころの成長6ヶ条」とは
「こころの成長6ヶ条」は、英進館が受験指導を通じて培った知見をもとに、現場の教師が感じた「生徒のこころの成長」と、受験期を乗り越えた保護者の皆様が実感された「お子様のこころの成長」を踏まえて作成したものです。お子様の将来を見据え、「人間力」を鍛えるために必要なエッセンスを凝縮し、「人生の行動指針」としてまとめました。
こころの成長6ヶ条
- ①感謝の気持ちを伝えましょう。
- ②目を見て元気にあいさつをしましょう。
- ③前向きな言葉や行動を心がけましょう。
- ④期限付きの高い目標を立てましょう。
- ⑤自分の成長につながる選択をしましょう。
- ⑥まわりの人の幸せが自分の幸せだと考えましょう。
② お子様の「こころの成長」を可視化 ー 各種アンケートの実施
2か月に1回、お子様自身が「こころの成長6ヶ条」に基づいて行動できていたかを振り返る機会を設けます。6ヶ条に沿った行動やその頻度を、自ら点数化(数値化)し、自己評価を行います。さらに、自分の「こころの成長」の度合いを確認できるよう、記入表を作成し、点数の推移が一目で分かるようにします。
また、通常の通塾時における宿題や復習についても、「どのような気持ちで取り組んでいるか」を振り返るためのアンケートを実施し、気持ちの数値化を行います。これらの各種アンケートを通じて、お子様の「人間力」をより具体的に強化してまいります。
①「こころの成長6ヶ条」チェックシート
「こころの成長6ヶ条」の各項目を10点満点とし(合計60点満点)、お子様自身が自分の行動を振り返り、点数をつけていきます。例えば、第2条「挨拶」の場合、以下の観点で自己評価を行います。
◉ 頻度(毎日声に出して挨拶できているか)
◉ 視線(相手の目を見ているか)
◉ 対象(誰に対して挨拶できているか)
チェックシートの実施後、結果を「点数記入表」に記録することで、お子様自身が各項目の成長を時系列で確認し、自らの変化を実感できるようになります。これにより、自己青定感を育み、さらなる成長へとつなげていきます。
②「やる気度」チェックシート
③ 生徒のこころに響く教師のはたらきかけ
お子さま方の「こころの成長」を促すには、教師からの積極的な働きかけが欠かせません。お子さま方が「英進館に通うのが楽しい」と感じ、精神的な成長や学力向上のきっかけをつかめるように、教師は授業をするだけでなく、以下の2つの取り組みを実践しています。
◉ 二言あいさつ
お子さま方が登校された際、教師は挨拶とともに「もう一言」を添えてお迎えします。お子様一人ひとりの状況に合わせた声かけを行うことで、その日の授業に前向きに取り組めるようにするためです。
話題は勉強やテスト成績に限らちず、その子のパーソナルなが部分に焦点をあて、部活動、趣味、体調など、多岐にわたります。教師が寄り添った言葉をかけることで、お子様との信頼関係を深め、安心して学習に向かえる環境を作ります。登校時に声あかけられなかった場合は、休み時間にフォローします。
◉ 1分激励
その日の授業終了時、または授業の合間に、教師が「激励トーク」を行います。指導経験豊富な教師が頻繁に圭いメッセージを送ることで、お子様の「やる気」を引き出します。
さらに、英進館では、教師の中で最も心に響く激励トークをする者を決める「M(モチベート)-1グランプブリ」を定期的に開催。教師同士が切磁球磨しながら、お子様の心に響く言葉を追求し続けています。
④ こころの成長を促すイベント・ホームルーム
「こころの成長6ヶ条」をテーマに、定期的なイベントやホームルームを実施することで、お子様の心の成長を促します。
◉ イベント
英進館では、「目標を持ち、楽しみながら学ぶことが大切」と考え、定期的にイベントを開催しています。たとえば、冬期講習期間では「パズルイベント」を実施しました。このイベントでは、「宿題をやってきた」「小テストに合格した」など、生徒の努力に応じてパズルのピースを配布し、みんなで協力して大きなパズルを完成させるというものです。このイベントの目的は、単に「楽しみながら頑張る」ことではなく、「1人ではできないことも、みんなで協力すれば達成できる」という経験を積んでもらうことにあります。勉強は個々の努力が必要ですが、目標達成に向けて仲間と支え合う環境を作ることも重要です。実際に、冬期講習のパズルイベントでは、2000ピースもの巨大パズルを全員で力を合わせて完成きせました。(冒頭にてご紹介しています。)
もう一つの目的は、「誰かのために頑張る」経験をしてもらうことです。これは「こころの成長6ヶ条」の第6条、「まわりの人の幸せが自分の幸せだと考えましょう。」に通じます。仲間の頑張る姿を見て自分も頑張る、自分の努力が周りにも良い影響を与える 一 この相互作用を体感してもらうことが狙いです。さらに、冬期講習のパズルイベントでは、完成したパズルの画像を受験生への応援メッモージにすることで、「受験生を応援するをために、みんなで頑張って完成きせよう」と呼びかけました。この経験を通じて、「利他」の精神について少しでも理解を深めてもらえたのではないかと思います。
「みんなで協力すれば達成できる」「誰かのために頑張る]という経験を積んでもらうため、今後も定期的にイベントを開催していきます。
◉ ホームルーム
英進館では、お子きま方が学力だけでなく、人間力も高め、将来社会で自立した大人として活躍できるよう育成することを目標としています。その一環として、新たな取り組みとして「こころのホームルーム」 を年間を通じて実施することといたしました。このホームルームでは、「こころの成長6ヶ条」を柱とし、人としての成長や人間力向上について学び、考える機会を設けます。
ホームルームでは、「6ヶ条」に基づいてテーマを設定し、具体的な事例や日常生活の気づきを通して理解を深めていきます。たとえば、「1. 感謝の気持ちを伝えましょう」をテーマにした際は、日々どれだけ多くの人に支えられているかを考え、感謝の気持ちを伝えることの大切さを学びます。
「2. 目を見て元気にあいさつをしましょう」の回では、あいさつが相手に与える良い影響を考え、積極的に行動する重要性を確認します。
さらに、お子様の心の成長を可視化するため、年に数回、「以前の自分と比べてどう変わったか、どう成長したか」をテーマに作文を書いてもらいます。この取り組みを通じて、お子様自身が成長を実感し、さらなる努力へのモチベーションを高めるきっかけを作ります。
ホームルームで学んだことをご家庭でも話題にしていただき、日々の生活の中で実践できるよう、お声かけをいただけると幸いです。

▲ 対象学年のお子様に配布しています。