単語の成り立ち
evildoerという単語を知っていますか?
自分が昔この語を見たときには、意味や発音がまったく分からなくて、非常に悔しい思いをした記憶があります。
あとになって冷静に考えてみれば、この単語はまったく難しいことはありません。
この語は「evil(悪)+ do(する)+ er(人)」という成り立ちです。
つまり、evildoerは「悪事を行う人、悪人」という意味です。
単語の成り立ちが、baseball playerとまったく同じパターンです。何のことはありません。仕組みが分かってしまえば簡単です。
同じような成り立ちの単語としては、
- lawnmower「芝刈り機」
- moviegoer「映画ファン」
といったものもあります。
単語を分解する発想
でも、今にしてみれば「どうして分からなかったんだろう」と思うのですが、自分がこの単語を一番最初に見たときには、「単語を分解して意味をとる」という発想に至ることができず、意味が分からなくてすぐに辞書を引いてしまいました。
やはり中学高校のうちから、「単語の理解の仕方」をしっかり身につけておくのが大切だと思います。
英語学習の早い段階から接頭辞・接尾辞・語幹・派生といった考え方を掴んで、語彙力強化の効率を伸ばしていきましょう。