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中高一貫部 英語コラム

背景

familiar

familiarという形容詞は、続く前置詞がwithなのかtoなのかの区別が大切です。

簡単に示すと、次のようになります。

  • 〈人 is familiar with 物〉
  • 〈物 is familiar to 人〉

これで、「(人は)(物を)よく知っている;(物は)(人に)よく知られている」という意味です。

したがって、たとえば次のようになります。

  • 1. I am quite familiar with English.
  • 2. English is quite familiar to me.
  • (私は英語にかなり詳しい。)

とりあえずは〈with物〉、〈to人〉というようにおぼえておけばよいわけですが、このような語法は初学者にとっては紛らわしく、どうしても混同しやすいものです。

そこで、混同しないように理解するための考え方を押さえましょう。

理解・習得のためのコツは?

理解・習得のためのコツは、「関連づけること」です。

今回のfamiliarについては、次の表現と関連づけておくとよいでしょう。

  • 〈be acquainted with 物〉で「(物を)知っている」の意。だから、〈be familiar with 物〉となる。
  • 〈be known to 人〉で「(人に)知られている」の意。だから、〈be familiar with 物〉となる。

このように、ほかの語法と関連づけておけば、toかwithかの区別はだいぶすっきりします。

「知識を単発のままおぼえようとすると大変」、「他の事項と関連づけたほうが習得しやすい」という基本姿勢をぜひ実践していきましょう。

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