2024 長崎県私立高校の入試選抜方法
メニュー

県別の高校入試情報

背景

高校入試情報 / 長崎県の私立高校

2024 長崎県私立高校の入試選抜方法

長崎県私立高校の入試選抜方法

長崎県内の私立高校の入試選抜方法は、ほとんどが「一般(一次・二次)入試」であり、ごく少数で「推薦入試」「専願入試」などが実施されています。私立高校の入試日程がほぼ同一日とならないため、複数の高校受験が可能となります。また、学校独自の選抜方法が多くあるため(特進クラスの資格が通知表の合計点で決定、特別入試を設け入試日程を増やすなど)、受験生には多くの受験機会があり、公立高校志望の生徒は万全の体制で入試を迎えることができます。

一般入試選抜方法

 一般入試は、ほとんどの学校で学力検査の結果と出身中学校から提出された書類をもとに選考されます。一般入試の調査書は参考程度とするところが大半ですが、特進コースなどでは重視される場合があります。また、出席日数や素行の項目については、コースに関わらず厳しく見られます。
長崎県のほとんどの私立高校(青雲高校を除く)は、一次試験と公立高校入試後のニ次試験の日程があり、前述した通り、多く受験機会があります。選抜方法は、学校によって様々で、特色があります。入試問題の難易度は高いので、しっかりとした学力を身につけておかなければなりません。また、大学進学のことを考えた場合、各学校が設置している「特進コース」や「奨学生対象クラス」など、各学校のトップクラスを受験することをお勧めします。

推薦入試・専願入試選抜方法

 「推薦入試」は各高校で決められたある一定の推薦基準を満たした受験生が、出身中学校長の推薦を受けて受験する方法であり、面接や作文、学科試験の結果と、中学校から提出された書類等をあわせて合格者を決定します。
 「専願入試」は、その学校のみ志願していることを前提とし、「合格後、必ず入学する」という意志を明確にして受験する方法です。選抜方法は、学科試験の結果と中学校から提出された書類(調査書)等を総合して合格者を決定します。専願入試を採用する学校の多くは、学科試験を国・数・英の3科目で実施しています。
 推薦・専願入試は各高校、また年度によっても実施が異なるため、しっかりと受験校の実施要領を確認しておくことが必要です。

青雲高校入試概況

 特別推薦入試と一般入試が実施され、青雲本校と福岡会場の2会場で試験が行われました。募集定員が「内部進学生を含む250名」へと変更されて以来、高校からの入学は狭き門となっており、青雲本校会場の受験者も減少しており、特に感染症拡大以後は受験者が大幅減少しておりましたが、2023年度は受験者が増加に転じました。試験科目の配点は、5科目均等の各100点ずつの合計500点満点ですが、今年度の合格最高点は447点、合格者平均点は350点でした。また、合格最低点(合格に必要なボーダー点数)は、併願入試では296点、専願入試では276点です。内部進学生が多くいるため、合格を目指すだけではなく、入学後を見据えた高校学習内容の早期の取り組みが重要となっています。

過去3年間の受験者・合格者の得点状況
国語 社会 数学 理科 英語 合計得点率
受験者 最高点 2021 90 96 100 98 95 89
2022 91 92 100 98 98 89
2023 91 93 100 96 98 89
平均点 2021 61 74 60 78 69 68
2022 57 68 68 71 70 67
2023 67 62 66 67 68 66
合格者 平均点 2021 62 75 61 79 70 69
2022 57 69 69 71 70 67
2023 70 67 70 70 73 70
受験の状況:( )内は専願
募集 出願者 欠席 受験者 合格者数 合格最高点 合格最低点 合格者平均
2022 男女50 426(10) 1(0) 425(10) 411(5) 446 228(228) 335
2023 男女50 541(12) 8(0) 533(12) 405(8) 447 296(276) 350
2023年度特別専願入試結果:( )内は女子
種別 募集 出願者 欠席 受験者 合格者数
特別推薦 若干名 11(6) 0(0) 11(6) 11(6)
特別技能(英語) 若干名 1(0) 0(0) 1(0) 1(0)
特別技能(数学) 若干名 1(0) 0(0) 1(0) 0(0)