2024 佐賀県私立高校の入試選抜方法
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2024 佐賀県私立高校の入試選抜方法

佐賀県私立高校の入試選抜方法

佐賀県私立高校入試は、推薦入試・前期試験・後期試験に分かれます。ただし、早稲田佐賀高、弘学館高、東明館高はこの中には入りません。

推薦入試

各高校で決められたある一定の推薦基準を満たす人が、出身中学校長の推薦を受けて受験する方法です。面接や作文、学科試験の結果と、出身中学校から提出された書類等(調査書)を総合して選考されます。
令和6年度の推薦入試は1月18日(木)日に前期試験と同日に行われます。ただし、推薦入試が実施される高校でも、全ての学科で実施されるとは限らず、一部の学科やコースでしか実施されない場合がありますので、注意してください。

前期試験

推薦入試と同日に実施され、入学金や校納金の免除や奨学金の支給などの特典があります(高校により特典が異なります)。特別・学力奨学生にならなかった場合でも、特別進学科や、他の学科の合格ラインを超えていれば転科合格が認められます。特別進学科で合格しなかった場合、後期試験で再度、特別進学科を受験することができます。学科試験の科目は国語・数学・英語の3科目です。

後期試験

後期試験は、ほとんどの高校で学科試験の結果と、出身中学校から提出された書類等(調査書)を総合して選考されます。令和6年度は、2月1日(木)に実施されます。一般入試での調査書は学校間格差を考慮して、「参考程度」とするところがほとんどです。ただし、素行や出席日数については合否を決める重要なポイントになっているようです。学科試験の科目は、国語・数学・社会・理科・英語の5科目です。高校によっては、奨学生の選考も行われます。

私立高校入試の受け方

公立高校を第一志望校にする場合、一般的には、まず私立高校の前期試験を受験し、その後公立高校入試に向けて体制を切り替えて勉強していきます。ここで気をつけなければならないのは、受験科目が国語・数学・英語の3科目だからといって、社会・理科の学習を疎かにしてしまうと、冬休みに身に付けた力を落としてしまうということです。視点を目の前の入試だけに置いた学習では、5科目をバランスよく学習する生徒に遅れをとる可能性が高くなります。
また、将来の大学進学を見据え、弘学館高校・早稲田佐賀高校・東明館高校など、推薦枠も大きく、一般入試で実績を出している高校や、龍谷高校や、清和高校などのように特待制度に力を入れ少人数の生徒の面倒見をさらに引き上げ実績を出す高校など、自分にあった選択をしていくことが大切です。
大学受験は、全国区の戦いです。将来の目標、大学受験を視野に入れ、様々な高校を比較検討し、第一志望校を設定しましょう。