2024年度入試 佐賀県公立入試 結果総評
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2024年度入試 佐賀県公立入試 結果総評

2024年度入試結果総評

 今年度の佐賀県公立一般選抜入試では、全体の倍率が1.05倍であるものの、例年通り人気校に生徒が多く集まる試験になりました。令和6年度の倍率は、佐賀西高校が1.33倍、致遠館高校(理数科)が1.09倍、致遠館高校(普通科)が1.27倍、佐賀北高校(普通科)が1.46倍、小城高校が1.34倍でした。

入試問題の難易度に関しては、ほとんどの科目で難易度が高い状態が続いています。各科目の平均点を昨年と比較すると、国語は34.3点→35.1点、数学は22.4点→19.6点、社会は28.0点→26.7点、理科は25.1点→27.8点、英語は27.0点→27.9点と5教科中4教科で平均点が6割(30点)を下回り、数学は5割未満だった平均点が4割をきりました。

英語では、長文問題の文章量が増加傾向にあります。国語の作文では、資料読み取り型が定着しており、昨年は学校でのプレゼンテーション、今年は生徒会主催のボランティア活動が題材でした。社会は、一昨年から資料を読み取る問題が増加し、選択肢の文章が長くなったため、引き続き、読解力が必要になっています。

数学・理科は、例年通り、各学年の内容・単元から、基本的な内容をはじめ応用力を必要とするものまで幅広く出題されていますが、数学は正答率が10%以下の問題が4題出題されました。中には1%の問題も含まれます。受験者全員に対して行われる面接は例年どおりのグループ面接で、質問内容は「志望動機」や「高校生になってからの自己の展望」など、オーソドックスなものだったようです。

佐賀県の公立入試は、科目によっては傾向や難易度の変化が著しいので、単に過去の問題を解くだけでは充分な対策をしたことにはなりません。幅広くいろいろなタイプの問題を練習する必要があります。

出題傾向や対策については、英進館自慢の、ベテラン教師陣にご相談いただきたいと思います。英進館では、佐賀県公立高校入試の出題傾向を研究し尽くし、予想模試を繰り返し生徒に解かせることで確実に合格力をつけてきました。入試本番では、1点が重要となるので、日々実践力をつけ、1点にこだわる答案づくりを目指しましょう。

英進館では、鍛え上げられた館生と何度もテストで競争することにより、テストの受け方・正しい復習のやり方・合格ラインに対する正しい見方などが分かります。また、中3になってから行われるSAGAテストなど、学校での共通テストの成績なども考慮に入れて、正確な受験指導を行います。令和7年度も、お子様の第一志望校合格を目指して尽力してまいります。