高校入試情報 / 佐賀県の公立高校
2025年度入試 佐賀県公立高校の入試選抜方法
佐賀県公立高校の入試選抜方法
佐賀県公立高校入試は、2月にスポーツ推進指定校、文化芸術推進指定校のみで特別選抜試験が実施され、
3月にすべての高校で一般選抜試験が実施されます。

■特別選抜試験(スポーツ推進指定校・文化芸術推進指定校)
教育委員会が指定したスポーツ推進指定校と文化芸術推進指定校で、若干名の募集となります。
例をあげると、鳥栖高校は体操男女・野球男子、佐賀北高校はバスケットボール男女・陸上女子・野球男子・サッカー男子・柔道男子・新体操女子・バレーボール女子・芸術科(音楽・美術・書道)男女・吹奏楽男女など、各学校によって指定されるスポーツ・芸術分野が異なります。
この試験では、国語・数学・英語の3科目の学力検査と実技検査・実績評価表・面接・調査書の総合評価によって、合否が決まります。学力検査と実技検査・実績評価表を合わせた評価の割合を、全体の評価のうちの50%以上とすることが決められています。
■一般選抜試験
試験は2日間にわたって行われ、1日目に国語・理科・英語、2日目に社会・数学・面接が行われます。各科目の試験時間は50分です。選抜方法は、学力検査の成績(原則的には5科目・50点満点。ただし特定の学校では、傾斜配点を実施)と調査書その他必要な書類、および面接(受験者全員に実施)の結果等に基づき、総合的に審査して行われます。
学力検査の割合は各高校によって異なりますが、1回の受験で、選考Ⅰ(学力検査の評価の割合が50%~70%の範囲で学校ごとに定める)と選考Ⅱ(学力検査の評価の割合が70%程度)という配点を変えた2回の選考による選抜を行うようになります。選考Ⅰで募集人員の一定の割合(10%~30%の範囲で学校ごとに定める)に入った受験生を合格者とし、次に、選考Ⅰで選ばれなかった受験生を対象に、選考Ⅱによって、残りの合格者を選抜します。
県立一貫校(致遠館・鳥栖・唐津東・武雄)の募集人員は、一貫の中学校からの進学者数の変動に伴い、毎年変化します。