高校入試情報 / 福岡県の公立高校
2025年度入試 福岡県私立高校 入試選抜方法
福岡県私立高校の入試選抜方法
では、令和6年度の入試をもとに、私立高校の選抜方法を紹介しましょう。
私立高校の入試方法は「推薦入試」・「専願入試」・「一般入試」の3通りがあります。自分の志望にあった入試選抜方法を選択しましょう。
■推薦入試選抜方法
各高校で決められたある一定の推薦基準を満たす人が、出身中学校長の推薦を受けて受験する方法です。面接や作文、学科試験の結果と、出身中学校から提出された書類(調査書等)を総合して選考されます。
令和7年度の推薦入試は、北九州地区のほとんどの高校や、筑後・筑豊地区の一部の高校などで、1月24日に実施される予定です。福岡地区では実施されていません。ただし、推薦入試が実施される高校でも、すべての学科で実施されるとは限らず、一部の学科やコースでしか実施されない場合がありますので、注意してください。
もし推薦入試で不合格になっても、同じ学校の一般入試を受験することができます(一部の高校を除く)。
■専願入試選抜方法
専願入試とは、その学校のみ志願していることを前提とし、「合格後、必ず入学する」という意志を明確にして受験する方法です。推薦入試と違うところは、出身中学校長の推薦が必要ないことです。専願入試は、学科試験の結果と、出身中学校から提出された書類(調査書等)を総合して選考されます。多くの学校では、学科試験の科目数を3科目で実施しています。また、専願入試では、調査書内容も合否にかなり関係しているようです。
令和7年度は福岡地区、筑後・筑豊地区のほとんどの高校で1月24日に実施される予定です。北九州地区では、ほとんど専願入試は実施されていません。専願入試で不合格になっても同じ学校の一般入試を受験することが一部の学校を除いて可能です(福岡地区では、専願・前期・後期の3回の受験機会があり、前期で合格しても、後期に別の学校を受験することができます。ただし、専願入試で合格した場合は、前期・後期の受験はできません)。
■一般入試選抜方法
令和7年度は、福岡地区では前期が2月7日、後期が2月15日、筑後地区では前期が2月4日、後期が2月13日に実施される予定です。北九州地区・筑豊地区では2月3日~2月6日の間に、各高校の入試が実施されます。ほとんどの高校で学科試験の結果と、出身中学校から提出された書類(調査書等)を総合して選考されます。一般入試での調査書は学校間格差を考慮して、「参考程度」とするところがほとんどです。ただし、素行や出席日数については合否を決める重要なポイントになっているようです。出席日数については、長期的な欠席などが見られます。
端的に言えば、私立高校の一般入試では、学力テストで合格ラインを超える点を取らなければ合格できないということです。言いかえれば、入試の時に、問題が解けなければ合格できないのです。
*志願者数推移については、2022-2024年度志願者数・合格者数推移をご覧ください。
*九産大九州産業高校は受験者数が非公表のため、志願者数を記載しています。 (R4年度)
*専願・推薦の欄は、福岡・筑後・筑豊地区は専願、北九州地区は推薦の入試結果です。
*西南学院高校は後期試験を実施していません。
*福岡女学院高校の音楽科は、後期の募集をしていません。
*福岡舞鶴高校の進学コースは、後期の募集をしていません。
*筑陽学園の特別進学S選抜クラス(理数コース・文理コース)と特別進学Sクラスは、後期の募集をしていません。