高校入試情報 / 熊本県の公立高校
2026年度入試 熊本県公立入試 結果総評
2026-07-21更新
2026年度入試の前期・後期選抜制における概要は以下の内容です。
①前期選抜の募集人員は定員の50%以内とする。(熊本市に所在する高等学校において)
②絶対評価への不平等感を是正する目的で、後期選抜において調査書の評定を学力検査の得点を用いて補正する。
③後期選抜において、第1次選考後の選抜基準は各高校で定める。(主要校は、概ね評定よりも学力検査を重視)
前期選抜が実施された学科やコースでは2度の受験機会を生かそうとする受験生が多く、前期選抜の志願倍率は相変わらずの高倍率となりました。しかし、コースを除く普通科では、平成24年度から前期選抜が廃止され、後期選抜のみの一発勝負となっています。
2026年4月より、私立高校の授業料は所得制限なしで実質無償化となりました。国の就学支援金が最大年額45万7,200円まで支給され、全世帯が対象となります。その影響で、一部の私立高校では倍率が高くなり、一部の公立高校では倍率が低くなっています。しかし、県央学区の公立高校後期選抜においては、最難関の熊本高校の2026年度入試の志願倍率は1.56倍、済々黌高校が1.41倍、第二高校(普通)が1.34倍、第一高校(普通)が1.77倍と、高い倍率を維持しています。入試問題の難易度については、例年より下がり、平均点は大きく上がりました。これは英語・数学の選択問題が廃止された影響も少なからずあると考えられます。しかし、どの科目も試験時間50分で解くには問題数が多く、記述式の問題や難易度の高い問題も出題されるため、短時間で正確に文章を読みとり、正解を導く力、表現する力が必要です。熊本市内の上位校の合格を手にするには、早くから準備し、高い学力をつけ、入試レベルの問題を数多くこなしておくことが重要です。

入試問題の難易度推移
毎年、熊本県教育委員会が公立高校の全受験者の得点を集計し、全受験者の平均点を発表しています。その結果をまとめたものが、下の表です。令和8年度の全体の平均点は136.2点でした。
ただし、各科目とも記述式の出題が多く、採点基準が各高校にゆだねられているため、全受験者の平均点を過去のデータと比較する意味が薄れてきているのではないかとも思われます。
