【熊本県】真和中学校
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中学校紹介&傾向と対策

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【熊本県】真和中学校

真和中学校

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2023入試データ

試験日 合格発表日 募集人数 志願者数 実受験者数 合格者数
奨学生試験 12月 18日 12月 21日 約40名 261名 257名 237名
専願生試験 約40名 41名 39名 36名

2023科目毎データ

 

奨学生試験は国語・算数・社会・理科(計500点満点)、

専願生試験は国語・算数(計300点満点)

国語 算数 社会 理科 合計
試験時間 60分 60分 40分 40分
配点 150点 150点 100点 100点 奨学生500点
専願生300点
最高点 非公表
合格最低点
合格者平均点
受験者平均点
(奨学生)
100.4点 70.9点 60.7点 53.5点 285.4点
受験者平均点
(専願生)
90.9点 51.4点 142.3点

 

学校の特色

  • 仏教精神によるあらゆる命を大切にする教育
  • ICTを活用した教育~1人1人の学びに合わせて~
  • 『スタディサプリ』を全学年に導入
  • 全学年でGTEC受験

学校情報

  1. 入学時納入金 ※入学までに納入しなければならない費用(入学申込金・施設費・制服代などすべて)の合計
    約250,000円
  2. 毎月の納入金合計 ※中学1年次に毎月必要になる費用(授業料・教育充実費・施設費・積立金などすべて)の1か月の合計
    48,800
  3. 特待制度
    ≪奨学生S≫

    ■高校卒業時まで奨学金500,000円(年額)を給付(6年間)
    ■入学時納入金70,000円と施設充実費40,000円を免除
    ≪奨学生A≫
    ■中学校卒業時まで奨学金500,000円(年額)を給付(3年間)
    ■入学時納入金70,000円と施設充実費40,000円を免除                                         ≪奨学生B≫
    ■中学校卒業時まで奨学金300,000円(年額)を給付(3年間)
    ■入学時納入金70,000円と施設充実費40,000円を免除
    ≪奨学生C≫
    ■施設充実費40,000円を免除
  4. 学生寮
    1学年の定員:なし
    入寮時納入金合計:100,000円
    毎月の納入金合計:54,000円

高校進学情報

高校からの入学定員:120名
高校1年まで中高一貫クラス
高校2年から高校からの入学者との混合クラス

主な大学の入試推薦枠

早稲田大学、慶應義塾大学、青山学院大学、学習院大学、明治大学、立教大学、東京歯科大学、
東京理科大学、東京薬科大学、東京女子大学、東京農業大学、中央大学、帝京大学、芝浦工業大学、
同志社大学、同志社女子大学、立命館大学、関西学院大学、西南学院大学、福岡大学、他多数

2023年度 主な大学の合格実績

国公立大学 私立大学
九州大学 6名 慶應義塾大学 3名
熊本大学 21名 早稲田大学 4名
静岡大学 1名 青山学院大学 1名
名古屋工業大学 1名 北里大学 3名
広島大学 1名 東京女子医大学 1名
長崎大学 2名 東京理科大学 2名
九州工業大学 3名 同志社大学 8名
鹿児島大学 6名 中央大学 2名
熊本県立大学 7名 立命館大学 12名
合計 62名 合計 223名

大学進学情報

  • 国公立・準大学 63名合格
  • 医学部医学科  10名合格(うち 熊本大学医学部医学科4名)
  • 歯学部歯学科  13名合格
  • 薬学部     43名合格

傾向・難易度・対策

◆国語◆
【傾 向】
全体の構成は、大問一が「資料の読み取り」、大問二が「説明的文章」、大問三が「文学的文章」となっており、昨年と同様であった。大問一に関して、「『宇宙に行きたい』と『宇宙飛行士になりたい』の違いについて、筆者はどう考えていますか」という作文の問題や、書写の問題が出題された。文章題の記述式の問題は大問二、大問三とそれぞれ2題ずつ出題されている。また、漢字は、それぞれの文章題の中で出題された。

【難易度】
記述式問題では、80字以上100字以内の作文や、50字以内、60字以内といった長めの字数指定があるものもあり、昨年同様、難易度は高いといえる。全体的な分量も多く、試験時間が60分あるとはいえ、余裕をもって解答することは難しいだろう。大問一の資料読み取りでは、問題に対応する情報を正確に読み取ることが求められる。大問二の説明的文章では、本文だけでも4ページあり、読みこなすには難しい文章だったといえる。

【対 策】
漢字や文法では難解な出題はなかったが、言葉に関する幅広い知識が要求されているため、熟字訓や、四字熟語・故事成語などの慣用表現の学習を日頃から心がけておく必要がある。文章題に関しては、時間を計り、かつ自分の言葉で簡潔に記述する練習を積んでおくべきである。また、資料読み取り型の問題に関しては、近年様々な学校で出題されているため、新しい傾向の問題にも多く触れておきたい。作文は、事前に身近なテーマで練習して形式に慣れておく必要がある。

〇こんな問題が出ました

◆算数◆
【傾 向】
これまでの入試と同様、全体の構成は、A問題とB問題に分かれている。A問題は小問集合形式で12題。B問題は求め方を記述する形式の大問が3つあり、各大問の小問は計9題である。A問題については、計算が4題、残り8題では、割合、規則性、速さ、場合の数、平面図形が出題され、出題傾向も例年通り、受験対策が必須の問題構成になっている。また、B問題については、規則性の問題が昨年同様出題されたことに加え、点の移動、速さの問題も出題された。

【難易度】
A問題は受験算数の各単元の基本内容レベルで構成されているが、幅広い単元から出題されるため、苦手な単元が無いように対策が必要となる。毎年、B問題の難易度が高いため、奨学生ラインを突破するには各大問の(1)までは確実に正解したい。今年度のB問題は、それぞれ(3)が試験時間内で解くには難易度が高い問題だった。

【対 策】
A問題では、複雑な計算問題が出題されるため、日々計算の練習をしておくこと。計算問題以外は、1問ごとの文章量が多いため、全体をよく見て、自分にとって解きやすい問題から取り組み確実に加点していくこと。また、平面図形・立体図形の問題は、【何を求めるか】のキーワードチェックを常日頃怠らないようにしたい。B問題の記述問題については、日々の問題演習の際に、式だけではなく、【式の説明文や図】を加えて書き出す練習が必要である。

〇こんな問題が出ました

◆社会◆
【傾 向】

地理分野は、世界地理と日本の国土、農業、歴史分野は各時代からまんべんなく、公民分野は政治分野からの出題が多くみられる。今年度は地理分野、公民分野で論述問題が1題ずつ出題された。また、時事問題にふれた地理や公民の問題も出題された。

【難易度】

例年平均点は5割後半であったが、2021年度以降、平均点が6割をこえている。

【対 策】
地理分野において、世界地理では、世界地図と合わせて、国名や都市名、場所を確認しておく必要がある。また、統計資料も確認しておこう。また日本地理では、都道府県名とその場所、半島名や山脈名や河川名、平野名などを、日頃から漢字で書いて覚える習慣を身につける必要がある。歴史分野において、各時代の語句や流れをおさえ、教科書に掲載されている写真などの資料も十分に確認をしておく必要がある。公民分野においては、教科書の基本的な語句を確実におさえていくことが合格への近道である。最後に、歴史分野と公民分野では、熊本に関する問題や時事問題の出題もあるため、日頃から国内外のニュースに目を向けておこう。

〇こんな問題が出ました

◆理科◆
【傾 向】
2018年の入試から大問数は3題に変更された。大問1は生物、大問2は化学、大問3は物理と例年通り単元ごとに分けられ、バランス良く出題されている。4年連続で地学の出題は無かった。今年は時事問題の出題はなかった。小問の設問数は、生物が6問、化学が5問、物理が8問の計19問。化学は過半数、物理は殆どが計算問題の出題であった。また、生物でも計算問題が出題された。

【難易度】
例年どおり、全体的に難易度は高めであるが、しっかりと対策をとれば合格ラインはこえる。化学・物理の計算問題は、問題文中の条件が整理できれば正解できるが、丁寧に処理をしていかないと途中の計算でミスがでてしまう。例年よく出題される「質量・体積・密度の計算」、「距離・時間・速さの計算」、「気体・水溶液の計算」、さらに単位変換など、高得点を取るには正確な計算力が求められる。

【対 策】
教科書内容の語句・知識事項を暗記しておくことはもちろんのこと、図表にも目を通しておき、語句だけではなく、実験の手順や注意事項などを理解しておく必要がある。また、近年では問題文から条件を整理して計算をする問題が出題されているため、「読解力」や「計算力」も必要となっている。計算問題に関しても論理的に理解して立式しないと変化に対応できないので成り立ちや仕組みを気にして問題を解くことを常日頃から心がける必要がある。

〇こんな問題が出ました