中学入試情報 / 中学校紹介&入試問題分析
【福岡県】照曜館中学校
照曜館中学校
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2023年度 入試データ
試験日 | 合格発表日 | 募集人数 | 志願者数 | 実受験者数 | 合格者数 | |
(男子) | 1月 6日 | 1月 10日 | 80名 | (108名) | (107名) | 非公表 |
(女子) | (111名) | (110名) | ||||
男女計 | 219名 | 217名 |
2023年度 科目毎の入試データ
国語 | 算数 | 社会 | 理科 | 合計 | |
試験時間 | 60分 | 60分 | 40分 | 40分 | |
配点 | 100点 | 100点 | 50点 | 50点 | 300点 |
最高点 | 非公表 | 276点 | |||
合格最低点 | 非公表 | ||||
合格者平均点 | 67.8点 | 53.0点 | 32.6点 | 32.6点 | 186.1点 |
受験者平均点 | 67.1点 | 52.1点 | 32.1点 | 32.2点 | 183.4点 |
学校の特色
- プレミアスーパー、プレミアエイム、スタンダードの3つの習熟度別・少人数のクラス編成で1人ひとりを伸ばす!
- 1人1台のタブレットを所有!
学校情報
- 入学時納入金 ※入学までに納入しなければならない費用(入学申込金・施設費・制服代などすべて)の合計
210,000円 - 毎月の納入金合計 ※中学1年次に毎月必要になる費用(授業料・教育充実費・施設費・積立金などすべて)の1か月の合計
41,500円 - 特待制度
プレミアスーパー合格者:入学一時金・授業料6年間免除 ※入試最高レベル到達者は、上記に加え教育充実費6年間免除
プレミアエイム合格者:入学後に入学金を返金 - 学生寮
なし
高校進学情報
高校からの入学定員:40名
高校1年まで中高一貫クラス
高校2年から高校からの入学者との混合クラス
主な大学の入試推薦枠
***
2023年度 主な大学の合格実績
国公立大学 | 私立大学 | ||
京都大学 | 1名 | 早稲田大学 | 1名 |
大阪大学 | 1名 | 東京理科大学 | 7名 |
一橋大学 | 1名 | 青山学院大学 | 1名 |
名古屋大学 | 1名 | 同志社大学 | 13名 |
九州大学 | 3名 | 立命館大学 | 24名 |
北海道大学 | 1名 | 関西学院大学 | 3名 |
長崎大学 | 1名 | 関西大学 | 2名 |
宮崎大学 | 1名 | 産業医科大学 | 3名 |
九州歯科大学 | 1名 | 西南学院大学 | 26名 |
合計 | 11名 | 合計 | 80名 |
傾向・難易度・対策
◆国語◆
【傾 向】
本年度は、全体の構成としては、大問一の小説文、大問二の論説文、大問三の随筆文と昨年と同様であった。文章題においては、記述問題が全体で7問(小説文3問、論説文1問、随筆文3問)と、昨年から1問増加した。本年度は文学的文章における記述の出題数が多いのが特徴であった。
【難易度】
基本的な難易度の問題も多いが、全体的に記述問題が多く出題されており、形式も五字程度のものから三十字以上四十字以内のものまでと幅広く出題されているため、出題傾向にあわせた事前の十分な準備が必要である。また、漢字の読み書きの問題に加えて、修飾語や多義語、接続詞などの知識事項の問題も出題されている。これまでに、語句の意味を直接問う問題も出題されているので、語句知識事項の入念な準備も必要である。それぞれの文章の分量は昨年とほぼ同じで、文章の難易度は標準的であった。
【対 策】
試験時間60題の文章題を解く必要があるため、普段から試験中の時間配分の練習をすることが必要である。記述問題に関しては制限字数が五字~四十字以内と標準的であり、解き方のパターンを身につけた上で、設問に臨む必要がある。指定語句を必ず使うこと、文末を設問の条件に合わせること等に気を付け、本文中の言葉を利用して解答を作るようにしたい。また、普段の学習で使用するテキストなどの様々な文章を読み、言葉の意味を調べる習慣をつける習慣をつけ、語彙を増やし、読解力を養成していくとよい。
〇こんな問題がでました ※答えは省略しております。
◆算数◆
【傾 向】
試験時間は60分、満点は100点。出題数は大問数が4題、小問数は25問であった。出題内容はこれまでと大きく変わらず、受験算数の重要単元が幅広く出題されている。大問1は昨年と同様に計算問題6問を含む計15問の小問集合で、基本的な計算・場合の数・速さ・数の性質・割合・仕事算・平面図形・立体図形で構成されていた。大問2は水量の変化に関する問題、大問3は規則性に関する問題、大問4は立体図形が出題された。
【難易度】
出題の多くは基本から標準レベルが多かった。大問1は小問集合であり、前半の計算問題では計算の順序に気を付けて、確実に得点しておきたい。後半は、受験算数の各単元の基本問題となっているが、線分図や補助線を使って解けるようにしたい。大問2の水量の変化に関する問題では、図やグラフから必要な情報を読み取り、状況によって水面がどのように変化するのかを調べていく必要がある。大問3の規則性に関する問題では、決められた操作によって数がどの様に変化していくのかを見つけることが大切である。大問4の立体図形に関する問題では、3回切断を行うが、2回切断までの図が書かれているため難易度は標準的である。(3)で平均の高さに気づけるかがポイントとなっている。
【対 策】
まずは正確な計算力を身につけ、大問1や各大問の(1)は確実に解けるようになることが重要である。特に大問1は全25問中15問と大きな割合を占めるため短時間で確実に得点したい。出題範囲が幅広いためバランスよく学習し、問題を解く際には、図や表に補助線や数値を書き込み、関係性を確認しながら解くようにする。また、プレミアエイム以上に合格するためには、短時間で正確に基本問題を解いた上で、比較的取り組み易い発展問題に時間を割くことが必要となる。適切な時間配分と問題見極めができるようになっておきたい。
〇こんな問題がでました
◆社会◆
【傾 向】
記述問題はここ数年では出題がない。しかし、小問数は比較的多いため時間配分に注意が必要である
【難易度】
【対 策】
世界遺産についての問題がここ4年間出題されているので、世界遺産とその周辺の知識を学習しておきたい。2023年は近畿地方の世界遺産について出題された。地理分野では、統計資料を用いた問題が多く出題されるため、学校の教科書の統計資料を確認しておこう。歴史分野は、様々な時代の歴史資料を正確に判別できるようになっておこう。公民分野は、幅広い問題が多く出題されているため、各単元の基本事項をしっかりと確認しておこう。どの分野からでも時事問題が絡んでくるので、2023年のニュースは要確認。
〇こんな問題がでました
◆理科◆
【傾 向】
2023年度は、大問数が4題で物理・化学・生物・地学分野から各1題の出題であった。小問数は33問で昨年度より減っているが、過去の問題数からみれば平均的である。計算問題・知識問題・記述問題・記号問題などバランスよく出題されている。
【難易度】
出題のメインが基本~標準レベルの問題が多いがそれぞれの大問で応用問題や記述で説明する問題などがあり、問題文をよく読み、問われていることを素早く理解する必要がある。様々な条件を問題文から把握する必要があり解きにくくしてある。
【対 策】
基本レベル~標準レベルまでの入試問題を多く解き、解法の習得や応用力の養成が必要となる。物理分野では、物理の知識をベースに提示された条件をもとに正しく立式し計算する力を重視している。日々の授業や家庭学習のなかでしっかり考えて解く習慣付けが必要となる。また、テストの時の条件チェックや答案の見直しをしっかり行うようになることで、点数の上昇が期待できる入試問題となっている。
〇こんな問題がでました