【佐賀県】東明館中学校
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中学入試情報 / 中学校紹介&入試問題分析

【佐賀県】東明館中学校

東明館中学校

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2023年度 入試データ(募集人数は全日程合計)

A日程 試験日 合格発表日 募集人数 志願者数 実受験者数 合格者数

(発表時点)

(男子) 1月 5日 1月 7日 120名 (93名) (86名) (78名)
(女子) (59名) (56名) (53名)
男女計 152名 142名 131名
B日程 試験日 合格発表日 募集人数 志願者数 実受験者数 合格者数

(発表時点)

(男子) 1月 28日 1月 30日 120名 (3名) (2名) (2名)
(女子) (1名) (1名) (0名)
男女計 4名 3名 2名
第1回多様性入試 試験日 合格発表日 募集人数 志願者数 実受験者数 合格者数

(発表時点)

(男子) 12月 10日 12月 12日 120名 (5名) (5名) (5名)
(女子) (4名) (4名) (4名)
男女計 9名 9名 9名
第2回多様性入試 試験日 合格発表日 募集人数 志願者数 実受験者数 合格者数

(発表時点)

(男子) 1月 28日 1月 30日 120名 (1名) (1名) (1名)
(女子) (1名) (1名) (1名)
男女計 2名 2名 2名

2023年度 科目毎の入試データ

A日程 国語 算数 社会※ 理科 英語※ 合計
試験時間 60分 60分 40分 40分 40分
配点 100点 100点 50点 50点 50点 300点
最高点 非公表
合格最低点
合格者平均点 75.5点 55.4点 30.7点 28.7点 32.3点 190.6点
受験者平均点 非公表
B日程 国語 算数 合計
試験時間 60分 60分
配点 100点 100点 200点
最高点 非公表
合格最低点
合格者平均点
受験者平均点
第1回多様性入試 適性入試 対話入試 成果物プレゼン
試験時間 50分 50分 10分程度
配点 非公表
最高点
合格最低点
合格者平均点
受験者平均点
第2回多様性入試 適性入試 対話入試 成果物プレゼン
試験時間 50分 50分 10分程度
配点 非公表
最高点
合格最低点
合格者平均点
受験者平均点

学校の特色

東明館中学校では、生徒一人ひとりが個性を伸ばし、協力し合いながら学ぶことを大切にしています。
このため、個別最適な学びの提供だけでなく、協働学習や国際共生プログラムの取り組みが実施されています。
協働学習では、生徒たちはグループで協力して課題に取り組み、互いの意見を尊重しながら知識や技能を
身につけます。また、生徒たちが主体的にプロジェクトチームを結成し、研修旅行などを自分たちで決めたり、
異文化の交流や様々な課題に取り組むことを通じて、多様な価値観を理解し、自らの視野を広げて成長します。

学校情報

  1. 入学時納入金 ※入学までに納入しなければならない費用(入学申込金・施設費・制服代などすべて)の合計
    男子 271,370円  女子 264,770円
  2. 毎月の納入金合計 ※中学1年次に毎月必要になる費用(授業料・教育充実費・施設費・積立金などすべて)の1か月の合計
    46,500
    円(施設充実費・図書費・冷暖房費(毎年4月納入) 105,600円)
  3. 特待制度
    S特待 …校納金のうち、全額を給付

    SA特待 …校納金のうち、80%を給付
    A特待 …校納金のうち、60%を給付
  4. 学生寮
    男女別あり
    入寮時納入金合計:80,000~100,000円
    毎月の納入金合計:54,000~70,800円
    ※別途、寝具リース・寝具交換費用13,200円(年間)
                                                         

高校進学情報

高校からの入学定員:男女合わせて180名(内部進学者を含む)
高校1年から高校からの入学者との混合クラス

主な大学の入試推薦枠

明治大学、中央大学、立教大学、東京理科大学、同志社大学、立命館大学、
関西学院大学、西南学院大学、福岡大学、津田塾大学、東京薬科大学、日本大学、
学習院大学、東京歯科大学など

2023年度 主な大学の合格実績

国公立大学 私立大学
室蘭工業大学 1名 東京理科大学 1名
愛媛大学 1名 慶応義塾大学 1名
佐賀大学 3名 立教大学 2名
長崎大学 2名 明治大学 1名
大分大学 1名 同志社大学 3名
鹿屋体育大学 1名 立命館大学 4名
横浜市立大学 1名 関西学院大学 6名
福岡県立大学 1名 福岡大学 9名
北九州市立大学 3名 立命館アジア太平洋大学 2名
合計 14名 合計 110名

大学進学情報

  • 国公立大学へ合計14名合格
  • 私立大学へ合計110名合格
  • 医・歯・薬・看護・医療系へ合計40名合格

傾向・難易度・対策

◆国語◆
【傾 向】
今年度も昨年同様、大問3題構成であった。内容も論説文・物語文・漢字語句という構成になっており、例年通りであった。設問の内容は、漢字・語句の意味・四字熟語・同音異字といった知識事項を問うものから、読解問題としての記号選択、書き抜き、15字以内でまとめる記述問題までと多岐にわたっている。また、論説文の内容と関連して「あなたが将来、やりたいことや夢について」というテーマの、自分の考えを書かせるという指定字数の多い記述問題も例年どおり出題されたが、昨年、一昨年は100字以上120字以内であるのに対し、今年は120字以上140字以内にという条件の変更があった。

【難易度】
基本的な難易度の問題も多いが、論説文において15字以内の記述問題や120字以上140字以内の非常に長い記述問題が出題されており、出題傾向にあわせた事前の十分な準備が必要である。今年度は、論説文で1問、物語文で1問、慣用表現の問題が出題された。また、物語文で1問、四字熟語の問題が出題されている。これまでも、語句の意味を直接問う問題や対義語の問題も出題されているので、今年出題のなかったことわざ、類義語、同音異義語などを含めて、語句知識事項の入念な準備が必要である。

【対 策】
普段の学習で使用するテキストや新聞のコラム等の様々な文章を読み、知らない言葉の意味を調べる習慣をつけることにより、語彙を増やし、読解力を養成していくとよい。漢字語句等の知識事項の出題の全体に占める比率が高いので、特に意識して精度を上げておく必要がある。また、120字以上140字以内の長い記述問題については、過去問を中心に例題に当たって何度も練習し、自分なりの書き方を確立しておこう。

〇こんな問題がでました ※答えは省略しております。

◆算数◆
【傾 向】
問題数は例年通りで、大問数で5問、小問数で25問だった。また、大問1~大問3はここ数年で同じ出題傾向が見られる。大問1は「計算を含む小問集合」10問、内訳は計算4問と小問6問であった。大問2は「図形に関する小問集合」4問、角度・面積・体積に関する問題が出題されている。大問3は会話形式による「数の性質」や「数の規則」に関する問題が出題されている。今年は「6進法」に関する問題だった。大問4・大問5は年によって出題単元が異なるが、図形に関する問題がよく見られる。最近出題されている単元としては「平面図形」・「料金に関する文章題」・「回転体」・「図形の移動」・「場合の数」などである。

【難易度】
大問1の小問集合は、基本的な受験算数の知識で解ける問題である。大問2の図形の小問集合は、やや難度が高いものもあるが、完答できた受験生は多いはずである。大問3は会話形式ということもあり、他の問題と比べ戸惑いやすい問題と言える。ただし、今回の「6進法」の問題については、6進法の知識がなくても、会話を読み取り内容をきちんと理解していけば解答欄を埋めることはできるようになっており、文章を読み取る力が必要であった。大問4・大問5は難易度が上がってくるため、半分以上解くことができれば合格点には届くだろう。例年の合格者平均点が6割前後となっているので、7割以上の得点を目標と考えておくと良い。

【対 策】
大事な得点源となる大問1・大問2の小問集合での得点を確実にするため、正確な計算力を身につけ、いろいろな単元の基本問題や図形の基本公式を利用した問題をしっかりと練習しておくことが大切である。大問3は会話形式の出題である可能性が高いので、会話形式の問題に慣れておくため、他の学校の過去問から会話形式の問題を練習しておくことも大切だ。大問4・大問5は、英進館のテキストやテストに出題される問題をきちんと復習すれば対応できるだろう。

〇こんな問題が出ました

◆社会◆
【傾 向】
記述問題は,地理分野に2題の出題であった。

【難易度】
地理分野で,資料やグラフ・図からの読み取りに関する問題は難易度が高く,図・グラフからの記述問題も出題されている。歴史分野は,昨年同様,漢字指定の問題が見られ,各時代の文化についての問題も見られた。公民分野は国際連合について歴史の知識と合わせて出題された。

【対 策】
地理分野では,地形図に関する問題が4年連続出題されている。そのため地形図に関する問題の対策は行っておきたい。また資料問題が多く,記述問題も出題されたため,資料の読取りについても対策を行いたい。歴史分野では,各時代の出来事が起きた場所を地図で確認しておくことが必要である。公民分野に関しては,国際連合についての基本語句を確認しておくことが必要である。

〇こんな問題が出ました

◆理科◆
【傾 向】
2022年度に引き続き大問数は8題で、生物・地学・物理・化学分野から各2題、各分野の小問数が11~13問とバランスがとれた出題であった。全体の小問数は48題と昨年と変わっていない。2021年度は「飲料水の容器」について、2022年度は「台風の進度と風の強さ」についてなど生活の中の科学現象について出題されていたが今年度は出題されていない。計算問題は8問と例年より減少し、記述問題は1問と昨年度と同じであった。

【難易度】
ここ2年は基礎から標準的な問題が減少し、難易度の高い知識問題、思考力を必要とする問題が多く出題されてきており、大問ごとの難易度の差が非常に大きかった。今年度も大問1の「全反射」、大問5の「ペプシン」、大問6の「種子植物の花の構成とそれに関連する物質の関係」など、中学校で履修する内容や、受験生にとって知らない知識を与え、その場で考えさせる問題が出題されており難易度は上がっている。

【対 策】
大問ごとの難易度の差が非常に大きいので、どの問題から解くかの取捨選択をする力が求められる。実験・観察に関する問題が多く、例年は文章記述も多く出題されているため、科学現象や実験操作の理由を考えて問題を解くようにしておきたい。基礎から標準レベルの問題を確実に得点できるようにすれば合格点は突破できる。

〇こんな問題が出ました