【福岡県】上智福岡中学校
メニュー

中学校紹介&傾向と対策

背景

中学入試情報 / 中学校紹介&入試問題分析

【福岡県】上智福岡中学校

上智福岡中学校のHPは→こちら

2026-07-03更新

2026年度入試データ

入試日 合格発表日
1月13日 1月15日
募集人数 志願者数 実受験者数 合格者数
160 男子 80 931 男子 460 914 男子 448 527 男子 262
女子 80 女子 471 女子 466 女子 265
試験科目(試験時間/配点) 最高点 合格最低点 合格者平均点 受験者平均点
国語(60分/100点) 男女 90 男女 非公表 男女 68.3 男女 63.2
算数(60分/100点) 98 77.5 68.5
社会(40分/50点) 49 37.6 34.1
理科(40分/50点) 50 29.3 24.4
4科目合計(300点) 275 男子 190 212.7 190.2
女子 190

 

学校の特色

カトリック・イエズス会を経営母体とする九州唯一の完全六か年一貫校です。
“For Others,With Others”「他者のために、他者とともに」が校訓です。
一人ひとりに目が行き届く環境の中で、世界に貢献できるリーダーの育成を目指して学力を磨くとともに、
上智大学の出張授業、海外研修、ボランティア活動、福岡市との地域共創活動にも力を入れております。

学校情報 

  1. 入学時納入金 ※入学までに納入しなければならない費用(入学申込金・施設費・制服代などすべて)の合計
    入学金・施設費 260,000円+制服・鞄・ChromeBookなど 250,000円 
  2. 毎月の納入金合計 ※中学1年次に毎月必要になる費用(授業料・教育充実費・施設費・積立金などすべて)の1か月の合計
    45,900
  3. 特待制度
    なし
  4. 学生寮
    なし                                                   

高校進学情報

高校からの入学者なし

主な大学の入試推薦枠

上智大学・中央大学・立教大学・関西学院大学・同志社大学・東京理科大学・青山学院大学・成蹊大学・
西南学院大学・福岡大学・芝浦工業大学・近畿大学・日本歯科大学・福岡歯科大学・南山大学・明治学院大学・立命館アジア太平洋大学     など

主な大学の合格実績

こちらをご確認ください。

大学進学情報

上智推薦枠40名ある中、国公立大は一橋大、東京科学大、東京外国語大、九州大、熊本大などへ39名が合格し、
私立大には上智大以外に早大、慶応大、同志社大、立命館大などの東京・関西圏の難関大その他、医歯薬系大を含め多数合格しました。
一人ひとりの志望に沿い、一般入試だけでなく学校推薦型、総合選抜型でのきめ細やかな進路指導を行います。

受験者へのひと言!

 上智福岡では、6年間生徒一人ひとりが大切にされ、自分らしく成長できる環境があります。
同じ学年の仲間以外にも先輩や後輩たちと仲良くなる行事や部活などがあり、日々の授業も楽しく学べ、
工夫がされてますので、ぜひ上智福岡で一緒に学びませんか?
受験生の皆様、日々の受験勉強大変だと思いますが、未来の自分ために頑張ってください。

傾向・難易度・対策

国語

【平均点】

【傾 向】
2026年度入試も例年通り、一が説明的文章、二が文学的文章、三は漢字・文法・語句という、大問3構成の出題となっている。毎年出題されていた接続語・副詞の空欄補充がなくなり、記述式は対比を意識させた出題が中心であった。
大問1は説明的文章(論説文)。養老孟司『「自分」の壁』からの出題。「自己」や「個性」に関わる、日本とアメリカそれぞれの文化の差をテーマとした文章であった。大問2は文学的文章(小説)。あさのあつこ『ハリネズミは月を見上げる』からの出題。自分と他人の考えのズレに悩む主人公の姿が描かれている。論説文・小説ともに「個性」という共通のテーマ性を感じさせる文章が選ばれていた。
昨年度に引き続き、会話文の空欄を埋める形式が出題された。記述力に重点を置く傾向は、本校の大きな特徴である。

【対 策】
特徴である記述式問題の対策として、説明的文章は、文章の構成の型を意識して読むと良い。文学的文章では登場人物の会話・思考・行動に注目することが重要である。失点を防ぐため、問題の条件に沿った必要な要素をきちんと使用しているか、文末は設問にあっているか確認が必要である。また、時間配分に気を付けることも重要である。

算数

【平均点】

【傾 向】
大問数6題、小問数27問と例年通りの構成。今年度は大問1が計算問題と小問集合、大問2は濃度に関する問題で、標準的な食塩水の問題だったが、食塩がシロップに変わっただけでも戸惑った受験生がいたであろう。大問3は直方体の展開図。組み立てたあとの辺と面の関係がイメージできたかがポイント。(3)では合同の知識も問われた。大問4は場合の数だが、数の性質の理解が重要。大問5,6は上智福岡の特徴である長文や会話文の出題。大問5は速さの問題。(3)はマルイチ算や通過算、間を数える問題と複数の知識が問われる問題であった。大問6は会話文形式で、生徒と先生の会話の内容から数の性質に(最大公約数)に気づき、解法を見つける問題だった。上智福岡では、「長文の問題」や「会話文形式の問題」がここ5年毎年出題されている。また4年連続で出題されたデータの分析は今年は出題されなかった。

【対 策】
中学受験でよく扱われる単元「食塩水」、「速さ」、「場合の数」、「売買損益」、「規則性」、「平面図形」、「立体図形」は,夏期講習以降扱う「単元別確認テキスト(赤単)」で徹底反復し、速く正確に解く練習をする。今年の濃度の問題や、場合の数のように単純な解法丸暗記では解けない問題も出題されるので、日ごろからなぜそうなるのか?また自分で試行錯誤して、規則や性質に気づく学習も必要。後半の大問2つは長文形式、会話文形式であることが多いので、大問4までのオーソドックスなタイプの問題を速く正確に解くことができると、後半に十分な時間を残すことができる。また、今年の大問5のように長文で一見初見の問題のようであっても、落ち着いて条件をまとめれば、受験までに何度も練習した標準問題であることが多いので、他の学校の過去問も含めて類似の問題を多く解くことが重要。その際は時間配分に気をつけて、図や表にまとめながら自分で考えて解くこと。
今年は出題されなかったが、データの分析は当校のみならず、他の学校でも最近出題の頻度が高いので十分な練習が必要。

社会

【平均点】

【傾 向】
地理・歴史・公民の明確な区分のない「融合問題」の大問3題の構成が例年の特徴である。出題単元について、地理分野は、日本の地形・産業・気候・公害、都道府県の特色、地形図、そして世界遺産の出題があった。歴史分野では、原始~近現代史における人物名、出来事などを写真や資料を見て答えさせる問題が出題された。公民分野では政治分野と国際社会、地球環境問題に関する出題が見られた。文章記述問題は昨年が2題であるのに対し、今年度は3題出題されている。昨年に引き続き、すべての大問において、日記などの文章や会話文を読ませ、その中から地理・歴史・公民分野に関連する読解問題が今年度も4題出題された。

【対 策】
例年、地理・歴史・公民の融合問題という形式の出題なので、三分野をバランスよく学習しておくことが重要である。地理分野は、地図帳を活用しながら地形を覚え、都道府県の特色、統計資料、そして、出題頻度の高い世界遺産などを整理して正確に暗記しておくことが必要である。歴史分野では、原始から現代まで幅広く出題されている。各時代の流れと人物・出来事などを年表や写真・史料と結び付けて理解しておくことが必要である。最後に公民分野では、教科書に出てくる語句の暗記に加え、最近の出来事からの出題が見られる。そのため、各単元の重要語句を押さえるだけにとどまらず、日頃からニュースや新聞で世の中の出来事にも関心を持って学習を進めていくことが大切である。

理科

【平均点】

【傾 向】
例年通り、2026年度も大問4題(50点満点)の出題形式であった。大問1が地学分野、大問2が生物分野、大問3が化学分野、大問4が物理分野の構成となっており、ここ数年の構成を踏襲している。今年はそれぞれ、大問1「日本の天気」、大問2「心臓と血液の流れ、植生、食物連鎖」、大問3「金属の酸化」、大問4「弦と音の高さ」についての出題であった。本年度の特徴は、総問題数が28問から27問へとわずかに減少した一方、計算問題は昨年同様の12問が維持された点にある。特筆すべきは、単純な知識を問う語句問題がわずか2問に留まったことだ。全設問の9割以上がグラフの読み取りや計算を伴う問題で占められており、実戦的な処理能力が求められる構成となっている。

【対 策】
まずは、日頃の授業で学習していく基本事項を確実に理解していくことが必要である。また、実験結果から規則性を見つけ、その結果を参考にして考えさせる問題が出題されることもあるため、過去問を利用してその場で考える問題に触れておく必要がある。同様の形態の問題が他の私立中入試でも出題されているため、「九州地区中学入試完全攻略本」などを使い、いろいろな入試問題に目を通しておくと良い。ここ数年で話題となった時事問題・環境問題に精通しておくことも大切である。